スタディサプリと進研ゼミの小学生向け講座を徹底比較！どっちの教材を選ぶべき？

この記事では、スタディサプリと進研ゼミの小学生向け講座について徹底比較しています。

結論から言えば、コスト重視で自由に学びたいならスタディサプリ、サポートや添削も充実させたいなら進研ゼミの小学講座が向いています。

どっちも魅力的な教材ではありますが、子どもの学習スタイルやご家庭の方針によって最適な選択は変わってきます。

この記事を読むことでスタサプと進研ゼミ、それぞれの小学生向け教材の違いや強みが分かるので、「どちらを選ぶべきか」の判断材料になります。

もっと詳しく違いを知りたい方はこのまま読み進めて、すぐに申し込みたい方は公式サイトをチェックしてみて下さい。

料金重視ならスタディサプリ、サポート重視なら進研ゼミ

スタディサプリは月額1,815円から始められ、小1から高3まで全学年・全教科に対応しているため、料金面でのコストパフォーマンスが非常に高い教材と言えます。

それに対して、進研ゼミは月額3,250円〜とやや高めですが、赤ペン先生の添削指導やライブ授業、保護者向けのサポート体制が充実しているので、手厚い学習支援を求める家庭にはぴったりです。

それではこの後、スタサプと進研ゼミの小学生講座について、さらに詳しく比較していきますね。

スタディサプリと進研ゼミ小学生向け講座のスペック一覧比較

スタディサプリと進研ゼミはどちらも小学生向けに設計された人気の通信教材ですが、対象学年、料金体系、対応教科、サポート内容などに明確な違いがあります。

まずは基本スペックを一覧表で確認してみましょう。

項目	スタディサプリ	進研ゼミ（チャレンジ/チャレンジタッチ）
対象学年	小学1年生〜高校3年生	年長〜小学6年生
対応教科	国・算・理・社（英語は中学以降）	国・算・理・社・英＋プログラミング
料金（税込）	月額1,815円（年額一括払い）	月額3,250円〜6,370円（学年・教科数などで変動）
学習スタイル	オンライン動画＋PDF／冊子教材	専用タブレット or 紙教材
添削・質問対応	なし	添削あり（赤ペン先生）＋質問サービス
無料体験	14日間（すべての機能利用可）	お試し教材（資料請求）
端末	自分で用意（PC・スマホ・タブレット）	専用タブレット（チャレンジタッチ）あり

スタディサプリと進研ゼミの小学生向け講座を7項目で比較

これから２つの教材を「料金」「教材形式」「学習範囲」「サポート体制」など、7つの観点から詳しく比較しますので、ぜひ参考にして下さいね。

比較①：スタディサプリと進研ゼミの料金

まずは通信教育で特に気になる「料金」の違いについて、表にまとめました。

学年	スタディサプリ（年額一括）	進研ゼミ（チャレンジタッチ）
小1〜小2	1,815円/月	3,250〜3,490円/月
小3〜小4	1,815円/月	4,460〜4,980円/月
小5〜小6	1,815円/月	5,980〜6,370円/月

スタディサプリは学年が上がっても料金が変わらず、1,815円で全学年・全教科に対応しているので、非常にコストパフォーマンスが高いです。

進研ゼミの場合は学年が上がるごとに料金が上がっていきますが、その分添削指導や付録教材などのサービスも充実しているのが特徴です。

コスパを重視するご家庭にはスタサプ、手厚いサポートや教材の充実度を重視するご家庭なら進研ゼミが向いています。

比較②：スタディサプリと進研ゼミの教材形式

教材の形式は、学習スタイルや子どもの取り組みやすさに大きく影響してくる項目と言えます。

ここでは、スタディサプリと進研ゼミの教材スタイルの違いを比較しています。

項目	スタディサプリ	進研ゼミ（チャレンジ/チャレンジタッチ）
メイン教材形式	動画＋PDFテキスト（印刷 or 冊子購入）	専用タブレット（チャレンジタッチ） or 紙教材（チャレンジ）
テキストの種類	PDF無料ダウンロード／冊子1,320円	教科書対応のフルカラーテキスト・副教材・付録などあり
添削教材	なし	赤ペン先生の添削問題が毎月あり
視覚効果	アニメーション・動画中心	キャラクター・紙＋デジタル連動型

スタディサプリは動画学習を軸とし、視聴しながらPDFで学習を進める形式をとっています。紙教材の冊子購入も可能ですが、必要最低限の構成です。

それに対して進研ゼミの方は、タブレット型（チャレンジタッチ）と紙教材型（チャレンジ）の2スタイルから選べて、学年や好みに合わせて変更も可能となっています。

紙や付録で学ぶ楽しさを重視する場合は、進研ゼミが適しています。

比較③：スタディサプリと進研ゼミの学習範囲と対応学年

対応学年や教科の範囲は、子どもの成長に合わせて継続利用できるかどうかに関わります。

ここでは、両サービスがカバーする学習範囲について表にまとめました。

項目	スタディサプリ	進研ゼミ（チャレンジ/チャレンジタッチ）
対応学年	小学1年生〜高校3年生（無学年制）	年長〜小学6年生
対応教科	国語・算数・理科・社会（※英語は中学以降）	国・算・理・社・英＋プログラミング・英検対策など
授業レベル	基礎〜応用（中学受験は併用推奨）	基礎〜応用（中学受験講座あり）
学習スタイル切替	学年を問わず自由に先取り・さかのぼり学習が可能	コース変更は可能（チャレンジ⇔チャレンジタッチ）

スタディサプリは小学1年生から高校3年生まで、学年を超えて自由に学べる無学年式の設計になっています。

それに対して進研ゼミはと言うと、小学生専用で各学年に最適化された教材が揃っていて、教科書対応や中学受験向けの講座なども充実しています。

長期的に使いたいならスタサプ、今の学年にしっかり合わせたいなら進研ゼミが向いています。

比較④：スタディサプリと進研ゼミのサポート体制

保護者の方から注目されている項目として挙げられるのが、学習のサポート体制です。質問対応や添削指導、保護者の方への情報提供の違いなどをチェックしてみて下さいね。

項目	スタディサプリ	進研ゼミ（チャレンジ/チャレンジタッチ）
添削指導	なし	赤ペン先生による毎月の添削あり
質問対応	なし	「質問ひろば」で質問可（小3〜小6対象）
保護者サポート	学習履歴の簡易表示	保護者アプリ・進捗管理・個別フィードバックあり
ライブ授業	なし	ライブ授業（定期開催、録画視聴可）
学習提案機能	あり（ミッション配信）	AIによる学習提案（チャレンジタッチのみ）

スタディサプリは低価格を実現する一方で、添削や質問対応といった人的サポートはありません。

ただし、ミッション機能や動画ナビゲートで自走学習をサポートしています。

一方の進研ゼミは、担任制の赤ペン先生や質問ひろば、保護者向けサポートまで含む総合支援体制が魅力と言えます。

サポート体制を重視している場合は、進研ゼミの方が適していると言えますね。

比較⑤：スタディサプリと進研ゼミの学習スタイル

子どもの性格や家庭の環境に合った学習スタイルを選べるかは、勉強の継続のしやすさに直結する要素です。

ここでは両教材の学習スタイルの柔軟性を比較していますので、ぜひ目を通してみて下さい。

項目	スタディサプリ	進研ゼミ（チャレンジ/チャレンジタッチ）
メインの学習法	映像授業＋自習ワーク（テキスト記入）	タブレット操作／紙教材への書き込み
必要な機材	自前のタブレット・PC・スマホ	専用タブレット（チャレンジタッチ） or 紙教材
学習時間の目安	1回あたり15分前後	1日15分〜30分程度（レッスン＋赤ペン提出など）
自動カリキュラム	あり（週ごとのミッション配信）	あり（チャレンジタッチはAIが学習提案）
スタイルの選択肢	動画学習のみ	紙教材／タブレットから選べる（変更も自由）

スタディサプリはどこでも手軽に学習できる「映像授業中心」のスタイルで、自主的に進めたい子にぴったりです。

一方、進研ゼミは紙かタブレットかを選べる柔軟性があり、手を動かすタイプの学習が向いている子にも適しています。

学習への向き合い方や、保護者の方のサポート体制などによって選び方が変わってきます。

比較⑥：スタディサプリと進研ゼミの先取り・さかのぼり学習

学年にとらわれず、得意・苦手に応じて学習を進められるかどうかは、通信教育を選ぶ上での大事なポイントです。

先取り・さかのぼり学習の自由度を比較していますので、ぜひ参考にして下さいね。

項目	スタディサプリ	進研ゼミ（チャレンジ/チャレンジタッチ）
無学年学習の可否	完全対応（小1〜高3の全教科を自由に学習可）	一部対応（基本は学年ごとの教材提供）
先取り学習のしやすさ	自由に上の学年の単元を選択・視聴可能	応用コースや中学受験講座で一部対応
さかのぼり学習のしやすさ	理解度に応じてAIが自動提案（個別問題配信あり）	前学年まで可能（それ以上は別教材が必要）
機能の特徴	1つの契約で全学年の動画にアクセス可	学年別の教材配信＋一部無学年的な機能を搭載

スタディサプリは、小1から高3までの全動画・講座に自由にアクセスできるため、先取りも復習も制限なく行えるのが特徴と言えます。

一方で進研ゼミはと言うと、学年ごとに最適化された教材を提供するスタイルになっています。そのため自由度という点ではやや劣りますが、AIによる復習提案や応用講座で柔軟に対応しています。

学年に縛られず進めたいという場合には、スタディサプリが大きく優位と言えます。

比較⑦：スタディサプリと進研ゼミの付録・特典

子どものモチベーションを保つのに大事なのは、付録やごほうび制度などの特典です。

こういった楽しみがあると頑張る励みになりますよね。

ここでは2つの教材が提供している、楽しさや学習促進の工夫に関する内容をまとめています。

項目	スタディサプリ	進研ゼミ（チャレンジ/チャレンジタッチ）
ごほうび制度	なし	努力賞ポイントでプレゼントと交換可能
付録教材	なし（基本はテキストと動画のみ）	ポスター、辞典、おもちゃ教材など毎月付録あり
電子図書館	なし	まなびライブラリー：約1,000冊読み放題
ゲーム・遊び要素	「サプモン」などの育成ゲーム機能あり	キャラクターと連動したゲーム・クイズあり
イベント・参加型	なし	ライブ授業・検定・期間限定イベントあり

スタディサプリはシンプルな教材構成となっていて、付録やごほうび制度はありません。そのため学習内容に集中したいご家庭に向いています。

一方で、進研ゼミは毎月の付録や努力賞制度、図書館コンテンツ、キャラクター要素など、楽しみながら学べる工夫が豊富に揃っています。

子どもに「やる気スイッチ」を入れたいと考えている場合は、進研ゼミが合っています。

スタディサプリをおすすめする人、進研ゼミをおすすめする人

スタディサプリと進研ゼミは、それぞれ異なる特徴を持っていて、子どもの性格や家庭の学習スタイルによって向き不向きがあります。

ここからはどちらの教材がどんな人におすすめか、整理してお伝えしていきますね。

スタディサプリの小学生向け講座をおすすめする人

スタディサプリは、月額1,815円で小学生〜高校生までの授業がすべて見放題になるコストパフォーマンスの高い学習サービスです。

映像授業の質も高いので、予備校講師レベルの授業を家庭で受けられるのが魅力となっています。

学習意欲がある程度ある子どもや、塾の補助教材として使いたいご家庭には特におすすめです。

進研ゼミの小学生向け講座をおすすめする人

進研ゼミは学校の授業と連動した教材設計と、赤ペン先生の添削や質問対応などのサポートが充実しているのが特徴です。

タブレット型(チャレンジタッチ)か、紙教材型(チャレンジ)かを選べるのも魅力と言えます。

特に学習習慣がまだ身についていない子や、「楽しい」を入口にした学びを求めるご家庭にぴったりの教材です。

Q&A！スタディサプリと進研ゼミの小学生向け講座へのよくある疑問を解消します！

スタディサプリと進研ゼミの小学生向け講座についてまとめ

スタディサプリと進研ゼミの小学講座について解説してきました。

料金を抑えて自由に学習を進めたいならスタディサプリ、サポート体制や添削付きで安心して学ばせたいなら進研ゼミがオススメです。

子どもの性格やご家庭の方針に合った教材を選ぶ事で、学習の成果は大きく変わってきます。

公式サイトをチェックして、ぜひこれからの成績アップにつなげて下さい！